1970-09-09 第63回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第20号
○佐野参考人 ちり紙関係の収支でございますが、昨年の暮れから原料が非常に上がりまして、収支バランスが悪くなりまして、現在約三割程度ぐらいは赤字の企業だと思います。しかし、これからちょうど時期に入りますので、多少、価格等が直ればその点は一割くらいは赤字が減るかと思いますが、一番心配なのは、これから公害防止にかかるいろいろの費用の点が降りかかってくるので、そういう点は非常に心配しております。
○佐野参考人 ちり紙関係の収支でございますが、昨年の暮れから原料が非常に上がりまして、収支バランスが悪くなりまして、現在約三割程度ぐらいは赤字の企業だと思います。しかし、これからちょうど時期に入りますので、多少、価格等が直ればその点は一割くらいは赤字が減るかと思いますが、一番心配なのは、これから公害防止にかかるいろいろの費用の点が降りかかってくるので、そういう点は非常に心配しております。
○佐野参考人 つくってまいりました。
○佐野参考人 本日は、私ども富士市及び富士宮市の製紙及びパルプの公害問題につき、委員会の皆さまにたいへん御心配をおかけいたし、申しわけなく存じております。 私は中小企業の立場から申し上げて、諸先生方の御理解と御配慮をお願いいたします。 われわれ中小企業は、ちり紙製造工場が六十九社、段ボール原紙など板紙工場二十二社、よりひも原紙工場十社、印刷せんか紙工場六社、その他十三社、合計百二十社を数えており